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新宿、「長野屋食堂」の鳥唐揚定食

前回書き起こしたフッカフッカの記事が
各所で反響読んでてうれしいです。ありがとうございます。
さてさて、今日は見た目は地味、
場所は派手な定食屋について書きたいと思います。
東京に住んでる人なら必ず一度はみてるはずの新宿「長野屋」さんです。

新宿南口。
カオスな街新宿なだけあって道行く人もカオス。
老若男女いろんな人がいてみてるだけで面白いんですが、
そんな激しい雑踏の中、前々から気にはなっていたんです。
なんでこんな場所にこんな似つかない店があるのかと。
それがトップの写真のお店「長野屋」。
ちょっとわかりづらいですかね。

新宿、「長野屋食堂」の赤い屋根

少しアップにしてみました。
この店です。赤い屋根の長野屋。
気になってる方いませんでしたか?

この激しい街にこのずっしりとした
歴史を感じられずにはいられない凛としたたたずまい。
他を寄せ付けない圧倒的な、雰囲気。

意を決して中にはいります。
入口を抜けるとそこにはなんてことない
どこにでもある定食屋さんの風景が流れてる。
競馬新聞読みながら片手間にご飯食べてるおっちゃん、
小説読みながら片手間にご飯たべてるお兄ちゃん、
昼間っからビール飲む若者。
テレビは映りが悪い14型ブラウン管。

おいおい、普通すぎだろ!とつっこまずにはいられない普通の定食屋。
でも、そこは間違いなく新宿南口、超一等地。

入口入ったところに注文はここに書いといてくださいみたいな
伝票が置かれてて、それを眺めてると、
すかさず女将さんがどうぞ座ってくださいなと促される。
結果、その伝票システムは使わず普通に女将さんに口頭で注文した。
他のお客さんもみてましたが、どうやら通常は口頭のようで、
おそらく、お昼のピーク時なんかに伝票システムが発動すると思われます。

僕はこのお店では超高級定食「鳥唐揚定食(1000円)」を注文。
一緒に行った友人はさば煮定食(700円)を注文。

待っている間、再度店内を見渡す。

新宿、「長野屋食堂」の歴史を感じるメニュー

壁にかけられたメニューの数々。
定食屋にしては少し高い印象があるが、
カレーライス(500円)あたりは場所を考えると
だいぶやさしいお値段設定なんじゃないでしょうか。

新宿、「長野屋食堂」の落ち着いた店内

これだけみるとまさかここが新宿駅前だとは思いません。

新宿、「長野屋食堂」の店内とのギャップ

外をみるとやっぱり新宿。
店内だけが流れる時間軸が違うようで
そのギャップが相当におもしろい。

さてさて、そうこうしてると料理がきました。

新宿、「長野屋食堂」の鳥唐揚だ!

ダダーンンンン!!!

新宿、「長野屋食堂」の鳥唐揚ドアップだ!

ドドドドーーーンン!!!!

新宿、「長野屋食堂」のサバ!

サババーンン!

最後のは友人が頼んださば煮定食。
なんでしょうね、なんかものすごく安心感のある見た目ですね。
早速、唐揚をほおばってみる。モグモグモグモグ。

うまい、うまいぞ。

ジューシーな若鶏肉の旨みが
ぎゅぎゅっとつまった安定感のあるパリッとした唐揚だ!
味噌汁も安定感があるし、美味しい。
友人のさば煮も味見させてもらったが、
こちらも相当な安定感で間違いない味。

なんというかどの味も浮ついてない安定感があるんですよ。
きっといつきてもこの味を出してくれるんだろうなあと
思わせるそんな味。

それもそのはず、女将さんに聞けば

「うちは創業96年目なんですよ(笑顔)」

だそうな。
96年!と思わず、聞き直しちゃいましたがそのようです。
まだ馬が走ってた時代からやっているとのこと。
それがこの安定した味のそしてこの落ち着いた
お店のただずまいの秘密だったのかと妙に納得しました。

都心のど真ん中にただずむ創業96年のお店。
もちろん土地持ちだからできることなんでしょうが、
それにしてもビル丸ごと貸し出したほうが高く貸せるでしょうに。
昔ながらのお店をやる、その気持ちに恐れ入りました。

女将さんの気持ちのいい接客を後にし、
外へでるとまたそこには見慣れた新宿が。

いやあ、本当に不思議なお店でした。
おもしろいお店なのでまた行きたいですね。

星:★★★★(カブログ的にオススメです。)
店名:長野屋食堂
住所:東京都新宿区新宿 3-35-7
頼んだもの:鳥唐揚定食(1000円)
タベログ:http://r.tabelog.com/tokyo/A1304/A130401/13089386/


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本文全く関係ないんですが、
昨日のトレーニングがきつすぎたのか、
左腕がぷるぷるしながらこれ書きました笑。
いやあ、書きづらかった。

新宿、「長野屋食堂」の鳥唐揚定食の基本情報

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