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【閉店】【絶滅危惧種】西新井大師、「もんじゃサクライ」の駄菓子屋もんじゃ

絶滅危惧種のもんじゃを食べる。
その目的を果たすためだけにはるばる西新井大師まで。
駄菓子屋もんじゃをだす店「もんじゃサクライ」に行ってきました。

もんじゃといえば月島。
僕もそう思っていた時期がありました。
しかし、実は月島もんじゃはどちらかというと後発組に入るらしく、
発祥は下町(どこかはわからないけど浅草辺りなんじゃないの?という話)で
その元となったもんじゃは月島もんじゃとは似て非なるものらしい。
そんな話を聞きつけ、これは便利なインターネットで調べたところ、
その元祖もんじゃ焼きをだしてくれるお店を発見。
それが今回紹介する「もんじゃサクライ」だ。

このお店にいたる道程やらはキモベラーの方に譲りますが(こちらに書きました!)、

いかんせん場所がものすごくわかりづらい

ので、道案内から書いていきたい。

西新井大師、「もんじゃサクライ」のみちのり、西新井大師西

西新井大師西駅東口(最初からカオスですね)。
もやさまを見ていらいずっと憧れだった舎人ライナー。
その舎人ライナーの西新井大師西駅までがんばって行きます。

西新井大師、「もんじゃサクライ」の看板的ななにか

東口をでて右を向くとこいつがいるはず。
示す方角へ。ちなみに1200メートルもいかない。

西新井大師、「もんじゃサクライ」の爺さんどうした

親子と爺さんの距離間。
この止まれを右へ。

西新井大師、「もんじゃサクライ」のラブなホテル

ラブなホテル。手前の道をイン。
この場合、Pにインしない。

西新井大師、「もんじゃサクライ」の閑静だよ、ほんとに

閑静な住宅街。
このカーブミラーをなめるように左へ。

西新井大師、「もんじゃサクライ」のえぇこんなところで写真撮ってて大丈夫ですか?

小学校を右目に。
えぇ、そんな、こんな道を通るんですか?
という道をまっすぐ道なり。

西新井大師、「もんじゃサクライ」の写真撮ってて通報されない?バージョン2

小学校の体育館を右目に。
このT字路を左へ行き、突き当たりを右に行くと・・・

西新井大師、「もんじゃサクライ」のわかりづらい店構え

もんじゃサクライさんだ。

どうだわかりづらいだろう!

右のはり紙貼ってあるところがさくらいさん。
ついでにはり紙をアップにしたのがこの記事の先頭写真。

西新井大師、「もんじゃサクライ」の素敵な内装

中へ。狭い。とてつもなく狭い。
テーブル席が二つに、椅子は小学校の図工部屋かなんかにありそうな代物。
先客は期待していた小学生ではなく、高校生だった。
写真はその高校生がでていった後に撮影したもの。

西新井大師、「もんじゃサクライ」の素敵な椅子

低い、椅子がとても低い。

西新井大師、「もんじゃサクライ」の素敵なメニュー

メニュー(これがすべて)。
DIY魂あふれるすばらしい、お品書き。
大きさという字に彩乃ちゃんのやさしさを感じる。
ちなみに20円のドリンクはゼリー状のチューチュー吸うあいつの事をさす。
大人の力をなめるなよ!とここはもんじゃ(大)を注文。
大とかいってもしょせんは子供相手だろ、たかが・・・たかが知れて・・・

西新井大師、「もんじゃサクライ」の駄菓子屋もんじゃに圧倒される

なかった。完全になかったね。

西新井大師、「もんじゃサクライ」の駄菓子屋もんじゃを横から

横から。
ラーメンどんぶり一杯で200円とは。
デフレにもほどがあります。

西新井大師、「もんじゃサクライ」の駄菓子屋もんじゃをジュジュジュー

早速、焼きにかかる。
おばちゃん曰く「好きに焼いたらいいんだよ」とのこと。
土手がどうのこうの言ってるのは月島の話。
ルールなんてほんとはないのよ。そういうことらしい。

西新井大師、「もんじゃサクライ」の駄菓子屋もんじゃがうまそうだ

遠慮なく、あえて土手を作らずに焼いてみる。
ジュジュジュー。

西新井大師、「もんじゃサクライ」の駄菓子屋もんじゃをいただきます

そろそろかな、いただきます。むしゃむしゃ。
うまいうまい。なんかこうとっても安心感がある味。
これまたおばちゃん曰く「粉に火がさっと通ればいつでも食べれる」とのこと。
子供相手だし、基本は生でも食べれるように作ってあるとも言っていた。
具材は超シンプル。

西新井大師、「もんじゃサクライ」の駄菓子屋もんじゃたまごベビーラメンマシマシ

もんじゃなんてあってないようなもんだよね!と追加で
もんじゃ(大)たまごベビーラーメンマシマシと超豪華食いをする。
ベビーラーメンはラメックとほぼ同等のものだとウィキペディアに書いてあったが、
そもそも僕にはラメックという単語すらわからない。深いな。
そしてたまごも好きに使ったらいいのよ、とまたまたお母さん。
ルールルールというだけでなく自発的に物事をやらせるお母さんの姿勢。

西新井大師、「もんじゃサクライ」の働くお母さん

お母さんはせっせと働く。

話した感じだと、お母さんは2代目なのかな。
お店自体はこんな感じでもう40年やってるそうな。
その頃は月島も似たような形式でやってる店が少しあったようだが、
いつの間にやらあんな感じになってしまったと
一度も行ったことないんだけどね!と笑いを付け加えていっていた。
都内でこの形式でやってるお店はほんとにここだけらしい。
近くに似たような感じでやってるところはあったけど、
そこのお嫁さんが家を改築する際に潰してしまったらしい。
さきほどのメニューをみてわかるとおり、儲けなんかほとんどないしねって。

いまどきの子供はどうですかと聞くと、
本当に大人しくなって少しさみしいくらいといっていた。
昔はもっとやんちゃな子が多くて、その頃の子供が大人になってから
うちへ遊びにきたりするのが楽しいんだよねーとも。
やんちゃ坊主だった子供が子供を連れてやってくるとは商売冥利につきますな。

そんなことを話しているとガラガラっとお店の扉があいた。
若いお母さんが、できてますかーとお母さんに声をかけると、
はいはいこれね、といいながら手渡す・・・
そう、まさかの

テイクアウトもやってます

ご近所の方はぜひ。

それにしてもそのお母さんや子供とのやり取り、
そして隣でずっとニコ動の話で盛り上がる高校生とのやり取り、
お母さんのキャラクターがにじみ出て、すばらしく素敵な店だ。
わざわざ遠出して、この店を狙ってきて本当によかったな。

あっそうそう大事なこと忘れてた。
この店、

不定休、不営業時間

だったりします笑。
基本小学生相手なので平日の16時?18時とかがメインになるのかな。
土曜は予定がなければ(大人になった人のためにも)あけてるとのこと。
でも、例えば雨が降って気がのらなかったらあけなかったりもするのよ笑。
ともいってました。どことなく長続きするお店の秘訣をみた気がします。
ということで、こちらのお店へ行く際は

03-3854-3588

こちらに電話確認してからが無難だと思います。
ちなみに僕は知らずに行ってました・・・
あいててほんとよかったなあ。

星:★★★★★(こういうお店をもっと発掘したい)
店名:もんじゃ桜井(もんじゃサクライ・もんじゃさくらい)←看板の書き手による笑
住所:東京都足立区西新井6-23-17
頼んだもの:ノーマルもんじゃ大(200円)、もんじゃ大たまごベビーラーメンマシマシ(280円)
参考にさせていただいたサイト:http://blog.livedoor.jp/kekkojin/archives/15497146.html


大きな地図で見る

※追記 いつの間にやらgooglemapにお店が表記されてました。
相変わらず正確な場所にピンがささってませんが拡大すると店名が確認できると思います。

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