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西荻窪、「ハンサム食堂」のジャンクなタイ料理

かの、オイスカルメイツも愛するディープ西荻のディープなタイ料理屋。
ハンサムでもなんでもないのになんでそんな自意識過剰ネーミングなんだという
つっこみはさておき、結構いいお店なんですよ、ここ。

西荻窪、「ハンサム食堂」の行き方

西荻って街はいくたんびにまあ不思議な街だなあと思ってうっとりします。
華々しい中央線ズの一員なはずなのに隣に居座る吉祥寺はもちろん、
高円寺、阿佐ヶ谷といった中堅どころにも及ばず、藩主荻窪の属領のような、
そんな風情なのだけど、彼は彼なりの独自な文化、空気を形成し、妙な落ち着つきをもち、
とみせかけて、危うさと娯楽性もあわせるその街はなかなかに
素敵なスパイシーな香りがするわけです。
北口はよくわかりませんが、特に南口、JRの低い階段を下りた裾野に、
鬱蒼と生い茂る雑草のごとく居酒屋やらなんやらがわらわらと広がっており、
その中でもより怪しげな匂いを放つのがこのハンサム食堂とな。

西荻窪、「ハンサム食堂」の素敵な看板

一軒だけでも十分な存在感があるお店ですが、
なにを間違えたのか、三号店まであったりします。
西荻を代表する飲み屋「戎」にしても店を侵食していくのが流行っているんでしょうか。
さて、今回ディープな西荻を楽しもう会が向かった先は・・・
あれは何号店だろ・・・んーわかんない。駅を背に右側のそっちのあれ。
そっちのあれ。

西荻窪、「ハンサム食堂」の素敵な一階

一階からして超ごたごたしてます。
左が厨房、右は客席。厨房からは他の店舗にもひっきりなしに
注文が入るようでえっさこいさと働いております。
一階はカウンター中心。奥の階段を利用し2階にあがります。

西荻窪、「ハンサム食堂」の木の階段

ごたごたした一階の奥に暗く妙に角度がある木の階段を登り、
2階は全面こあがり状態になっており、靴を脱いであぐらかいてよっこいしょと座った時に、
ちょうど外の看板が目の前にあったのでパシャパシャとったのが
2枚目の写真。いい感じに怪しげな感じがでてますね。
ちなみに猫の看板の隣がもう一店舗になります、近い。

西荻窪、「ハンサム食堂」のテーブル席

テーブル席が4つとかかな。
結構ひろいので人数自体はわりかし入りそう。
お隣さんは10人くらいいた。

西荻窪、「ハンサム食堂」の向かいの看板の猫

残念なことにメニュー写真を撮り忘れたので、代わりに向かいにいた看板猫を置いておく。
値段設定としてはこんなもんかーという気もするし、ちょっと高い気もするなあくらい。
まあ、エスニックなお店は大抵そこそこしますし、
そこそこするところに比べればわりと割安な気もします。
間違ってもたっけ、ちょっとなに一つハンサムでもなんでもねーよ!みたいな事にはならない。
と思う。たぶん。

西荻窪、「ハンサム食堂」のシンハー

まずはシンハー。
シン・ハーシン・ハーシン・ハー。
と三回シンハー式深呼吸をしてから飲むとよりシンハーに近づけると、
この狛犬みたいなのが囁いている気がする。真相は定かではない。 西荻窪、「ハンサム食堂」の生春巻き

たぶん生春巻き。
見てもらえればわかりますがおいしいですね。
こんなのどうやったっておいしいんですよ。

西荻窪、「ハンサム食堂」の角煮

これはなんでしょうね。
角煮・・・っぽいですね、角煮ということで。
ね、角煮にしてもね、どうやったっておいしいですからね。
いやーおいしいですよ。間違いなくおいしいですよ。

西荻窪、「ハンサム食堂」の辛いサラダ

なんか辛いサラダ。
なんかすっごく辛いよ気をつけなよって書いてあるので
慎重に気をつけながら注文したにも関わらずすっごく辛かった。
タイ人はこれを日常的に食べるのかとおもったらそれこそ毎日が非日常なんじゃないか。
確かにだからバックパッカーはタイでとどまってしまうのか。
ほほぉなるほど、これはくせになる。

他にももりもり食いましたがどれもこれもうまいですね。
どれもジャンクな感じがして癖も多少ありますが食べやすい部類のエスニックに感じました。
ディープな街でディープな香りをぷんぷん感じるにはもってこいなお店ですし、
まあいっても平和な店なので、気軽にいくのも断然ありですね。
魅力的な居酒屋が立ち並ぶ西荻ですが外せない一軒だと思います。

西荻窪、「ハンサム食堂」のジャンクなタイ料理の基本情報

★★★
店名 ハンサム食堂
住所 東京都杉並区西荻南3-11-5
頼んだもの ジャンクなタイ料理
タベログ http://r.tabelog.com/tokyo/A1319/A131907/13006657/


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癖になる味だったなあ。ぜひまたいきタイ。

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