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そんなハラミはずるいよ!の国分町「くろ田」

仙台の歓楽街といえば国分町だ。
自分仙台出身です!というとほぉー仙台といえばあれだな、国分町だな!って顔を真っ赤にした県外のおっさんに言われるくらいには有名な歓楽街。東京でいえば新宿歌舞伎町に該当する。

そんなハラミはずるいよ!の国分町「くろ田」の店内

今ではおっさん化がだいぶ進んだ私ですが、大学時代はうぶで真面目なやたらと太った好青年でさわやか溢れるえくぼがトレードマークな時代はなかった。なかったね。やたらと太ってはいたけど。しかし、学生時代はやはり学生ですから足を踏み入れる場所なんざ限られも限られていたわけで例えば今回紹介する、このくろ田なんて店は視界にすら入ってなかったはずで、この日もそんな店あったかなー、えっこんな目立つ場所にこんな店があったのかと驚きを隠せないまま入店してしまっていた。

そんなハラミはずるいよ!の国分町「くろ田」のメニュー

思いのほか高い。

国分町の後ろの方といえばいいんでしょうか定禅寺通りにほど近いエリア。いかにも老舗ですよ!ってカウンターにいかにも老舗ですよ!って顔してるおっちゃんが大将やってる。聞けば二階もあるとか、こんな狭い立地でどうなってるのかはいささか気になるところ。たぶん推測するにはそこにはワンダーワールドが広がっているに違いない。

そんなハラミはずるいよ!の国分町「くろ田」の黒ラベル大瓶

黒ラベルの大瓶。

セット?と聞かれたので、よくわからなかったけどセットで!ビールで!と勢いよく告げる。勢いが大事なのだ、勢いが。周りは常連と思しきおっちゃん達ばかりだけど、思いのほかくつろげる空間。大将のやわらかい物腰が空間をよくしている。お母さんも元気でとてもよい。この雰囲気なら女性一人でも(入れる人なら)問題なくやれると思う。

そんなハラミはずるいよ!の国分町「くろ田」の煮込み

煮込み。

ぷりっぷりのもつがたっぷり入った煮込みにもっつもっつにされた。よく居酒屋で食べるもつ煮よりも、もつ鍋に近いテイスト。ニンニクとこしょう?のピリっとした感覚が口に入り、もにゅもにゅとしたもつにとてもよくあう。人によりけりな感じはするけど、僕は好きだな。

そんなハラミはずるいよ!の国分町「くろ田」の串焼き

串焼き。

セットというのは飲み物+煮込み+串焼きのことで、先に煮込みがやってきてあとで串焼きがやってくる。串焼きで勝負しているだけあって、どれもとてもレベルが高い。肉そのものもよければ焼き加減もよく塩加減も絶妙。1本80円の焼き鳥とは違うよって大きさだし、1本130円と考えればコスパもなかなか。これはビールが進む進む、すすむくん。

そんなハラミはずるいよ!の国分町「くろ田」のはらみ盛り

はらみ盛り。

大きなはらみをそのままドーンと焼き焼きあがったらカットして皿に盛ってどーんと渡される。肉だけ、肉のみ。添え物なんていらないんだぜって気構えは好感がもてる。はらみなんて大体うまいのに、これぞ老舗の味ですといった、甘すぎずしょっぱすぎずしかし旨みたっぷりのしょうゆベースのタレに薬味のニンニクで天国まっしぐら。天国まっしぐらだね、これは。そして盛りといってるだけあって、結構立派な盛りなのが素晴らしい。正直なところ、2人くらいでシェアするのがちょうどいいサイズだと思う。

昔はスタミナと呼ばれるレバ刺しを出していたそうだけど、昨今のレバ刺し禁止の流れによりやめてしまったそうだ。隣の常連さんがそのスタミナのよさを懇々と話すさまから、よほどうまかったのだろうと思う。最終的にはその常連さんと2人であたってもいいから、誰にも言わないから食べさせてよ!と懇願してました(迷惑)。当然受け入れられませんでしたが。

はらみでお腹も満たされたのでここでストップ、お会計は「2400円」でした。この手の店に関していえば値段はやや高めかな。料理のコスパは悪くないけど、大瓶650円はやはりやや高い。国分町の角店ということもあり場所もいいから、まあこんなもんといえばこんなもんか。ほぼ満席状態が続いたから、ピーク時は運がよくないと入れない模様だからその辺は気をつけて。

さすがにこの場所で37年?やってるだけあり、良店なのは間違いなし。 この辺で飲むときはぜひ活用していきたい。

そんなハラミはずるいよ!の国分町「くろ田」の基本情報

★★★
店名 くろ田
住所 宮城県仙台市青葉区国分町2-11-23
頼んだもの セット、はらみ盛りあわせて2400円。
タベログ http://r.tabelog.com/miyagi/A0401/A040101/4003830/


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くせになるね。少し時間が経つと行きたくなる。

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