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- 本
- 2010年2月01日
たまには 吉本ばななでも 読んでみるかと思い ブックオフ仙台西口店に赴くが お目当てのキッチンがない。 じゃあ、ということで表紙が綺麗 というだけでこのつぐみを手に取った。
最初は短編かなんかだと思っていたのだが 普通に長編(?)小説で 短編好きな僕としては 最後まで読みきれるか 不安がよぎったけれど なんてことはない。 そこは吉本ばなな。 読みやすさは抜群だった。 内容も楽しいし、わかりやすいしね。
さて、その本の内容ですが 語り手のまりあと 題目のつぐみと 他何人かと 雑種のポチと ポメラニアンの権五郎 が主たる登場人物(?)で 物語が展開する。
画面の向こう側がインターネットの世界というように 心の向こう側にはあの海がありあの思い出がある。 そんなあの、あちら側での出来事を 繊細で脆く儚くだが綺麗に 描ききっており 読んでて いろんなものが胸に染み込むような 錯覚に陥る。
この本を読んでいたら これって映画化できそうだなー とか思ってたんだけど 実は映画化既にしていたそうですね。 今度はその映画を見て レビューを書いてみようか。