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  • 2011年6月10日

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津波と放射線攻めにあい崩落寸前のわんぱく城でわんぱくしてきた。

3.11の震災原発問題以降繰り返し、名前を聞くようになった南相馬市。
実は大学時代(考古学専攻)に古墳の発掘をやってたんですが、その活動場所が南相馬だったため、とても馴染み深い土地だったりします。テレビの映像なんかを見るたんびにあーあそこどうなってんのかなあ、残ってるのかなあ、どうなのかなあという気持ちがあり、チャンスがあれば一度行ってみよう、そうしようと思っていたところ、早速チャンスがあったのでいってみました。

特にいきたかったのが「原町シーサイドパーク」。
googlemapを見てもこちらの園内マップをみても、まーこりゃ、こっぴどくやられてるであろう間違いなしの場所なのは想像に難くなく、結論からいってしまうと丘陵地エリア以外はさっぱり綺麗に流されておりました。園内マップにコースタルコミュニティハウスという場所がありますが、ここを一ヶ月程拠点利用してましたのでこの辺の土地は勝手が知ってるはずなんですが、正直もうどこがどこだかわからない、そんな状態でした。
ちなみにトップの写真は園内マップでいうと海のステージから原町発電所に向けて撮影したものです。

原町シーサイドパークの太陽のステージ

こちらが太陽のステージ。
放射能に汚染された海ということで目に見えない恐怖もありますが、それよりも地盤沈下により海が近くなった恐怖も感じますね。こちらのページこの写真がトップの写真とほぼ似た構図だと思いますが、元はこんなところに海がないんですよ。海まで結構な距離があり、海水浴のシーズンになるとテントがぱーっと並んでね、遊びにきたわけではない僕としてはとてもうらやましく見えた、そんな記憶があります。

んーんーいってもしょうがないので次は無事だった、丘陵地の「わんぱく城」に移動します。

津波と放射能攻めにあい崩落寸前のわんぱく城

ドン!
丘の上に建っているため、こいつは無事でした。よかったよかった。
筒状のコークスクリュー滑り台も気になりますが、やはりメインはこいつでしょう。

津波と放射能攻めにあい崩落寸前のわんぱく城を近距離で

ドドン!
んーちょっとわかりずらいので・・・

津波と放射能攻めにあい崩落寸前のわんぱく城の直角滑り台

ドドドン!
横から見ると非常にわかりやすいですね。
どうですかこの南相馬市が誇るわんぱくっぷりは!すごいですねぇ、素晴らしい。

津波と放射能攻めにあい崩落寸前のわんぱく城の直角滑り台上から

上から見た図、説明書きには75度とかいてますが体感では直角です。
万歳しながら滑りましょう!ということで実際に滑って見ます。

津波と放射能攻めにあい崩落寸前のわんぱく城の直角滑り台から落ちようとするさま

はい、こんな感じ。
ちょっとした度胸と勇気が必要です。
正直ですね、滑るというより「落ちる」感覚に近いです。
こうふわっと、ふわふわっと一瞬浮く感じが楽しめます。

南相馬市の市街地

目標としていた直角滑り台を達成し満足したところで市街地を走ってみる。
そして6号線を南下し、20キロ圏外の北限へ。

原発20キロ圏外の北限

はいっと。
超うるとらのどかな場所でいきなりこれですからね、面食らいます。
この側にセブンがあるんですが10時-15時で営業はしてましたね。

原発20キロ圏外の北限にいた小倉さん

たまたま、トクダネの小倉さんご一行も。

というわけで今回のカブラボは南相馬市にはこんなのあるんだぜ!って自慢げに紹介してみました。
少なからずログとして残って多少なり目がむけば嬉しいですね。

まーほんとこの福島原発問題に関しては考えるところが多分にありますが、やっぱり原発はないにこしたことはないわけで、なんとかうまい解決方法を早いとこ見つけて欲しいです。

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